井上会様の、城南、宇城地域における役割とはどのようにお考えになられていますか?

この地域での当院の役割は、重要なポイントと考えています。全国的にもそうですが、この地域では急速に高齢化が進み、「超高齢化」となっていくことが予想されます。核家族化の進行により「老老介護」と言われる介護が行われ、また若い方の同居の場合も介護に携わることによる経済的損失(機会費用)が積み重なり、共倒れになってしまう恐れがあります。この地域のニーズに合わせた、より充実した介護サービスの提供の場になれればと思っています。

今後、当事務所に対して期待していることはございますか?

当院では、100名を超えるスタッフが働いています。労務管理や職場環境の改善も積極的に行わなければなりません。
今の時代、当院における業務機能を常にアップデートしていく必要があり、社内規則の改定やマイナンバー等の新しい制度への対策、また職員の教育や育成など、検討するべき課題がたくさんあります。弁護士の先生方には、医療法人の運営に関わるさまざまな機能をさらに強化して頂けることを期待しています。さらに、下山先生とはお互い組織の経営者として、アドバイスや情報交換もお願いしたいです。今後ともよろしくお願いいたします。